\使いたい家電が動かない…そんな失敗を防ぐ/
家族みんなが快適に過ごせるキャンプには「電源の確保」がカギ
「キャンプ場でも冷たい飲み物を飲みたい」
「夜は電気毛布であたたかく寝たい」
「スマホやゲーム機をしっかり充電したい」
家族で行くファミリーキャンプでは、ちょっと贅沢な時間を楽しみたいですよね。
でも、そんなときに意外と忘れがちなのが「ポータブル電源の容量選び」。
容量が足りないと…
✅ 冷蔵庫が途中で止まった
✅ 電気毛布が使えない
✅ スマホの充電が間に合わない
こうなると、せっかくの楽しいキャンプも一気に残念な気分に。
この記事では、ファミリーキャンプで失敗しないポータブル電源の選び方と、必要な容量の目安をわかりやすく解説します。
ポータブル電源の「容量」って何?
Wh(ワットアワー)の意味を知ろう
ポータブル電源を選ぶとき、よく「500Wh」や「1000Wh」という表記を目にします。
これは「Wh(ワットアワー)」という単位で、電気をどれだけ貯めておけるかを表しています。
簡単にいうと:
- 500Wh → 50Wの電化製品を10時間動かせる
- 1000Wh → 100Wの電化製品を10時間動かせる
つまり、使いたい機器の消費電力(W)と、使う時間(h)を掛け算すれば、必要な容量がわかります。
例)40Wの小型冷蔵庫を1日(24時間)使いたい場合
40W × 24時間 = 960Wh
→ 1000Whクラスのポータブル電源が必要
ファミリーキャンプで使う主な電化製品と消費電力の目安
機器 | 消費電力(W) | 使うシーン |
---|---|---|
スマホ充電 | 5〜20W | 家族全員分のスマホ・タブレット充電 |
LEDランタン | 5〜15W | 夜の灯り |
扇風機(小型) | 30〜50W | 夏のテント内で涼しく過ごす |
小型冷蔵庫 | 40〜100W | 食材や飲み物を冷やす |
電気毛布 | 40〜80W | 夜の冷え込み対策 |
炊飯器(小型) | 300〜500W | ごはんを炊く |
電気ケトル | 800〜1200W | お湯を沸かす |
【容量別】ファミリーキャンプで必要なポータブル電源の目安
キャンプスタイル | 使用機器の例 | おすすめ容量(Wh) |
---|---|---|
ライトな1泊2日 | スマホ、LEDランタン、扇風機 | 500〜700Wh |
快適な1泊2日 | +小型冷蔵庫 | 1000〜1500Wh |
2泊以上 or 電化製品多め | +電気毛布、炊飯器、電気ケトル | 1500〜2000Wh以上 |
💡 ポイント:容量は「少し多め」が安心!
・消費電力は使い方によって変わる
・天気が悪くソーラーパネル充電できない場合も考える
・子どもがゲーム機やタブレットを使う時間が長くなることも
もし容量が足りないとどうなる?
容量が不足すると、次のようなトラブルが起こります。
- 「冷蔵庫が夜中に止まって食材がダメになる」
- 「電気毛布が途中で切れて夜寒い」
- 「スマホの充電ができず写真も撮れない」
せっかくの楽しいキャンプも、こんな失敗があると気分が台無しですよね。
「これくらいで大丈夫かな?」ではなく、少し余裕を持って選ぶことが大切です。
【チェックリスト】ポータブル電源選びで失敗しないための5つのポイント
- 使いたい家電の消費電力(W)をチェック
- 使用時間をざっくり計算
- 容量(Wh)に余裕を持つ(目安の1.2〜1.5倍)
- 同時に何台使うかも考慮する
- ソーラーパネル充電やAC充電のしやすさも確認
まとめ:家族で快適にキャンプを楽しむなら1000Wh以上が安心ライン
- 「冷蔵庫も動かしたい」
- 「夜は電気毛布も使いたい」
- 「家族みんなのスマホをしっかり充電したい」
こんな場合は、最低でも1000Whクラスを選ぶのがおすすめ。
ライトな1泊2日でも、余裕を持った容量の方が安心感があります。
「せっかく買ったのに足りなかった…」と後悔しないためにも、しっかり計算して、快適なファミリーキャンプを楽しみましょう!