ソロキャンプデビューを考えたとき、「テント選び」でつまずく人は多いです。特に人気ブランド・コールマンは種類が豊富すぎて、どれを選べばいいか分からないという声もよく聞きます。
この記事では、初心者に特におすすめのコールマン製テント3モデルを、実際の使い心地・設営のしやすさ・収納性などの観点から比較。あなたにぴったりの一張りが見つかるよう、わかりやすく解説していきます。
比較する3つのモデルはこれ!
- ツーリングドーム ST(1~2人用)
- インスタントアップドーム/S(設営ラクラクタイプ)
- ルーミーフロント2ルーム(快適性重視)
1. ツーリングドーム ST
特徴:
- 1〜2人用でソロにちょうどいいサイズ感
- 前室付きで靴・荷物置きに便利、雨天時も安心
- 耐水圧:約1,500mm(雨にも対応)
- 換気性に優れたベンチレーションあり
- フレーム構造が強く、風にも安定感あり
使用感: 設営は約10〜15分と標準的ですが、説明書どおりにやれば難しくありません。クロスフレームで自立性が高く、初心者でも扱いやすい構造です。前室スペースに荷物を置けるので、室内を広く使えるのが大きなメリットです。
2. インスタントアップドーム/S
特徴:
- ワンタッチ設営(約60秒)で初心者でも簡単に展開可能
- クロスフレーム構造により安定性が高く、自立も◎
- テント内はソロ〜2人向けサイズ。メッシュ付きベンチレーションで通気性も良好
- 耐水圧:約1,500mm(小雨〜通常の雨に対応)
- フロアシート一体型で防虫・防水効果も安心
使用感: 「設営がとにかく簡単」でキャンプ初心者から高評価。ペグダウンを含めても10分以内で完了。撤収も折りたたむだけなので、手間がかかりません。前室スペースはなく、荷物の置き場は工夫が必要ですが、収納のしやすさと設営スピードはピカイチ。
3. ルーミーフロント2ルーム
特徴:
- クロスフレーム構造で広い前室空間を確保
- ドーム型のリビング(約240cm)と寝室(240×180cm)を繋げた2ルーム設計
- ランタンハンガーやキャノピーポール標準装備
- 両サイドにDドアを採用し、解放感と使いやすさを実現
- 耐水圧:フライ・フロアともに約2,000mmで安心の防水性
使用感:居住性を最優先に考えたい人には理想的なモデル。リビングスペースがしっかり確保されており、雨天でも快適に調理や休憩が可能。キャノピーを張り出せばさらに開放感アップ。設営は少し時間がかかるものの、構造は素直でわかりやすい。車移動のソロキャンプ、または2人キャンプにも対応できる汎用性が魅力。設営には15〜20分ほどかかるが、その分の快適性は圧倒的。荷物も前室にしっかり置けて、雨の日も濡れずに調理や準備ができる。車移動のソロや、時々デュオ利用する人にもおすすめ。
比較まとめ表
モデル名 | 設営のしやすさ | 快適性 | 収納性 | 初心者おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
ツーリングドーム ST | ◎ | ○ | △ | ◎ |
インスタントアップドーム/S | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
ルーミーフロント2ルーム | ○ | ◎ | △ | ○ |
結論:初心者に最もおすすめなのは「ツーリングドーム ST」
はじめてのソロキャンプなら「ツーリングドーム ST」が安定。 前室付きで雨でも安心、設営もしやすく、何より“使っている人が多い”という実績があります。情報も多く、迷ったときのサポートも充実。
「設営の速さ」ならインスタントアップ、「寝心地重視」ならST+も選択肢に入れて、スタイルに合わせて選んでください。