【絶対に後悔したくないあなたへ】最初のレンズ選びで失敗する人が必ず見落とす5つの落とし穴

カメラを始めるとき、一番ワクワクするのが「どのレンズを買おう?」と考える瞬間ではないでしょうか。

でも…ちょっと待ってください。

実はこの「最初のレンズ選び」で、多くの人がいきなり失敗しています。

「せっかく買ったのに、思ったように撮れない」
「重くて全然持ち出せない」
「なんとなく選んだけど、これじゃなかったかも…」

SNSやレビューを見て「みんながオススメしてるから」という理由で選ぶと、こうした後悔につながりがちです。

この記事では、**初心者が見落としがちな「レンズ選びの5つの落とし穴」**をわかりやすく丁寧に解説します。

カメラ初心者さんでも安心して読める内容にしていますので、ぜひ最後までじっくり読んでください。この記事はきっと、あなたの「失敗しないレンズ選び」のお守りになります。


目次

1. 「ズームできる=正解」と思い込んでいない?

カメラを始めたばかりのころ、
「ズームができた方が便利だし、なんでも撮れるんじゃない?」
そう思ってしまうのはとても自然なことです。

でも実は、この考えが最初の落とし穴。

ズームできる=万能ではありません。

むしろ初心者ほど、ズームよりも「明るさ(F値)」を気にしたほうが満足度が高くなります。


▼ そもそも「F値」ってなに?

F値(エフち)とは、レンズの「明るさ」を表す数字のこと。

この数字が小さいほど、
・背景がふんわりボケる
・暗い場所でもブレにくく撮れる
というメリットがあります。

たとえば、
・F1.4 → とても明るい(背景が大きくボケる)
・F2.8 → 明るめ(室内でも安心)
・F4.0以上 → ちょっと暗め(屋外の昼間向き)

「背景をふわっとボカした写真」をイメージしているなら、F2.8以下のレンズを選ぶのがオススメ。

ズームレンズでもF2.8のものはありますが、重く高価なものが多いので、最初の1本は**軽くて安い「単焦点レンズ(ズームできないレンズ)」**を選ぶのもアリです。


2. レンズの「重さ」や「サイズ」を確認していますか?

スペック表やネットの口コミだけで決めると、よくあるのがこのパターン。

「届いてみたら思った以上にデカい…」
「重すぎてお出かけに持っていけない…」
「気合いを入れないと使う気になれない…」

カメラもレンズも、持ち出してナンボです。
どれだけ性能が良くても、家に置きっぱなしになったら意味がありません。


▼ 目安にしたい重さ

・300g以下 → 軽い。日常使いしやすい。
・500g以上 → ずっしり感あり。持ち歩くなら覚悟が必要。
・1kg超え → 三脚や特別な撮影向き。

とくに女性や子どもを撮りたい方、旅行で使いたい方は「軽さ」「サイズ感」を最優先で考えてみてください。

できればお店で実際に持ってみるのが理想ですが、難しければ重さを調べて、ペットボトルなどでイメージするのも◎。


3. 「何を撮りたいか」が決まっていないと失敗しやすい

「なんでも撮れる1本が欲しい!」
最初はそう思いますよね。でも実は、この考えがまた落とし穴。

なぜなら、レンズは得意・不得意がはっきり分かれているから。

レンズ選びに迷ったら、まず考えてほしいのは
「自分は何を一番撮りたいのか?」
ということです。


▼ 具体的な撮影シーンとレンズの相性

撮りたいものおすすめレンズ
子ども、ペットの自然な表情単焦点レンズ 35mm〜85mm(F1.8など)
旅行の風景、スナップ24mm〜35mm(広角〜標準)
運動会や発表会望遠ズーム 70-200mm
夜景やイルミネーション明るい単焦点(F1.4〜F1.8)

「まずはポートレートを撮りたい」
「とりあえず散歩のときの景色を撮りたい」
…など、1つだけでも決めておくと、選ぶべきレンズがグッと絞れます。


4. 手ブレ補正、ちゃんとチェックしていますか?

写真がブレてしまう理由は「手ブレ」と「被写体ブレ」の2つがあります。

特に手ブレは、初心者が最初に苦労するポイント。

そこで必要なのが「手ブレ補正」のあるレンズです。


▼ 手ブレ補正があるレンズの見分け方

メーカーによって表記が違います。

メーカー手ブレ補正の表記
CanonIS(Image Stabilizer)
NikonVR(Vibration Reduction)
SonyOSS(Optical Steady Shot)
PanasonicO.I.S

また、カメラ本体に「ボディ内手ブレ補正」がついている場合は、レンズに補正がなくても大丈夫なこともあります。

望遠レンズや動画撮影を考えているなら、手ブレ補正は必須です。


5. 「新品じゃなきゃダメ」と思い込んでいない?

レンズはとても丈夫に作られているので、中古でも十分キレイで問題なく使えるものが多いです。

最初の一本に「新品で5万〜10万」と聞くと尻込みしてしまうかもしれません。でも、中古なら半額以下で買えることもあります。


▼ 中古で買うときのポイント

・保証がついているお店を選ぶ
・できれば「状態:美品」や「ランクA以上」のもの
・カビやホコリのチェック(ネットなら記載をよく見る)

特にカメラ専門の中古ショップは、しっかり点検していることが多いので安心です。

新品じゃないと不安…という気持ちもわかります。でも、中古を選択肢に入れることで、より良いレンズをお得に手に入れることができます。


最後に:あなたの「最初の1本」が素敵な相棒になりますように

カメラは「レンズで写真が決まる」と言われるくらい、レンズ選びがとても大事です。

でも大丈夫。
焦らず、あなたの「撮りたいもの」と「ライフスタイル」に合ったレンズを選べば、きっと後悔しません。

この5つのポイントを覚えておくだけで、
「思った写真が撮れない…」
「全然使わなくなっちゃった…」
という失敗を避けることができます。

ぜひこの記事を何度でも読み返しながら、あなたにぴったりの一本を見つけてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次