種類別・人数別・おすすめテントと失敗しない選び方ガイド
「見た目にもこだわりたい」「快適さも妥協したくない」——そんな欲張りなキャンパーにぴったりの、テント選びのコツとおすすめモデルをまとめました。種類別に特徴を押さえながら、人数やスタイルに合わせた商品をご紹介。初心者もベテランも、自分に合う1張りを見つけましょう。
テント選びの基本ポイント
- 使用人数は「少し余裕」を見て選ぶ
2人なら3〜4人用がちょうど良い。荷物や寝具のスペースが確保でき、圧迫感を感じにくくなります。 - キャンプスタイルに合わせて形を選ぶ
設営の手軽さ、リビングの有無、デザイン性など、優先したいポイントで選ぶと後悔しにくいです。 - 設営・収納のしやすさも重視
初めてのテントは「説明書を見なくても立てられるか」で判断してもOK。 - 予算は性能とのバランスで考える
格安モデルは設営のストレスや耐久性に難があることも。信頼できるブランドを選びましょう。
テントの種類とおすすめモデル
■ ドーム型テント:設営簡単&軽量で初心者向け
クロスしたポールで自立する構造。組み立てが簡単で、1人でも設営可能です。軽量でコンパクトなので、ソロキャンや少人数のキャンプにぴったり。リビングスペースがないため、必要に応じてタープを併用すると快適です。
◎スノーピーク アメニティドームM
耐風性に優れたベーシックモデルで、初心者からベテランまで幅広く愛されています。
前室があり、シューズや荷物を置けるちょっとしたスペースが便利。
設営も簡単で、家族3〜4人にちょうどいいサイズ感です。
◎キャプテンスタッグ クレセント ドームテント(3人用)
リーズナブルな価格帯ながら、耐水圧1000mm以上と性能も十分。
コンパクトに収納でき、重さも約3kgと持ち運びが楽。
テントデビューしたい人に「まず1張り持つならこれ」で安心です。
■ ツールームテント:寝室+リビングで快適な“家”感
インナーテント(寝室)と、屋根付きリビングスペースが一体になったタイプ。雨や風の日でも屋内でくつろげる空間が作れます。ファミリーキャンプや、荷物の多いキャンプスタイルに向いています。
◎ロゴス Tradcanvas PANELドゥーブルXL
タープ不要で広々としたリビング空間を確保できるのが魅力。
サイドにメッシュ窓があり、通気性が高く虫の侵入も防げます。
耐久性も高く、オールシーズン快適なキャンプが可能です。
◎DOD カマボコテント3M
設営の簡単さと、特徴的なフォルムで大人気のモデル。
カーテンで空間を区切れば、プライベート感のあるレイアウトが可能。
おしゃれキャンパーからも支持されている、デザイン性の高さも魅力。
■ トンネル型テント:居住性と設営性のバランスが良い
トンネルのような形状で、広い室内空間と天井高を確保できます。ポールを通して引っ張るだけの設営で、初心者にも扱いやすいのが特徴。人数が多くても圧迫感が少ないため、家族キャンプに最適です。
◎コールマン トンネル2ルームハウス
リビングと寝室を分けられるレイアウトで、家族キャンプの定番。
風通しの良さ、雨対策のしやすさなど、細部に工夫が光ります。
オプションパーツも豊富で、拡張性の高さも魅力。
◎ノルディスク レイサ6
北欧デザインと高い実用性が両立したモデル。
天井が高く、圧迫感がなく快適に過ごせます。
キャンプ場で目を引く、圧倒的な存在感を持ったテントです。
■ ワンポールテント:設営が楽&フォルムで映える
中央の1本のポールを立てるだけの簡単設営。設営時間は10分以内も可能で、初心者にもおすすめ。見た目が独特で、SNS映えするスタイルを好む人にも人気です。
◎DOD ワンポールテントM
初心者でも5分で設営可能なシンプル構造。
ソロ〜デュオキャンプにちょうどよく、軽量でコンパクトに収納可能。
ベージュ系カラーで自然ともよくなじみ、おしゃれサイトが作れます。
◎オガワ グロッケ12 T/C II
ポリコットン素材で結露しにくく、遮光性・通気性にも優れています。
ナチュラルカラーとベル型のフォルムがキャンプ場で映えるデザイン。
4〜5人でもゆったり使える居住性が魅力です。
■ ベル型テント:グランピング風の贅沢スタイル
円錐形に近く、高さがあるためテント内で立てるのが特徴。居住性が高く、焚き火やストーブを併用できるモデルも多いため、オールシーズンで活躍します。グランピング施設でも採用されるおしゃれな見た目です。
◎S’more Bello 300
薪ストーブ対応で、冬キャンプでも安心な構造。
ポリコットン生地が熱に強く、火の粉にも耐性あり。
グランピング風サイトに憧れる方にぴったりな1張りです。
◎Soomloom ベルテント 4~6人用
内部のレイアウト自由度が高く、大人数でも快適に過ごせます。
設営も意外と簡単で、女性1人でも20分程度で完成。
見た目と実用性を両立した、コスパの良いベル型入門モデルです。
■ ロッジ型テント:家のような安定感と快適性
四角いフレーム構造で、室内空間がフラットに近く「家のような使いやすさ」が特徴。設営がやや重めだが、耐久性・快適性は抜群。長期滞在や悪天候キャンプにも強いタイプです。
◎オガワ ロッジシェルターII
クラシックな見た目と圧倒的な耐風・耐雨性能が魅力。
大きなメッシュ窓と跳ね上げ式のパネルで通気性も抜群。
大型ながら、オガワらしい「つくりの丁寧さ」で設営しやすい。
◎CHUMS ブービーハウス
見た目のインパクト抜群で、子どもにも人気。
遊び心あふれるデザインながら、しっかりした構造で実用性も高い。
キャンプ場で「どこのテント?」と聞かれる確率100%。
まとめ:まずは「スタイルと人数」を決めよう
選ぶべきテントは「どんなふうに過ごしたいか」で大きく変わります。
寝るだけでいいならドーム型、快適に長時間過ごしたいならツールームやロッジ型。
人数・用途・おしゃれ度まで考慮して、あなたにとってベストな1張りを選びましょう!