設営の簡単さ、快適さ、安心感。この価格でこの完成度はすごい。
「ソロキャンプを始めたいけど、最初のテント選びで失敗したくない。」
そんな悩みを持つ方に、自信を持っておすすめできるのがコールマン ツーリングドーム/STです。
この記事では、初心者でも安心して選べる理由、実際に使ってわかったメリット・デメリット、気になるポイントまで、丁寧に解説していきます。
筆者自身、何度もこのテントでソロキャンプをしてきましたが、「設営のしやすさ」と「安心して寝られる環境」は本当に大事だと毎回実感しています。
ソロキャンプデビューの1張りとして、これほどちょうどいいテントはありません。
■ 商品スペック
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | コールマン |
商品名 | ツーリングドーム/ST |
使用人数 | 1~2人(ソロなら広々快適) |
設営時間 | 約10〜15分 |
重量 | 約4.4kg |
耐水圧 | 約1500mm(フライシート) |
収納サイズ | 約直径19×49cm |
価格帯 | 1万円台〜2万円台(時期による) |
■ 【ポイント1】設営がとにかく簡単。初心者でも10分で立てられる
テント選びで一番重要なのは「自分ひとりで設営できるか?」という点です。
ツーリングドーム/STはポールを通す場所が色分けされているので、説明書を見なくてもほぼ直感でわかります。
スリーブ式(ポールをテント布のトンネルに通す方式)なので、設営の手順もシンプル。
1人で設営しても10〜15分程度で完了します。
最初は少し迷っても、2回目からはスムーズに立てられるはずです。
✍️ 設営の流れ
① グランドシート(別売)を敷く
② インナーテントを広げ、ポールを通す
③ ポールを立ち上げてインナーを自立させる
④ フライシートをかぶせてペグダウン
初心者の「設営が難しくて心が折れる」問題をしっかり解決してくれるテントです。
■ 【ポイント2】ソロなのに広々。前室スペースがとにかく便利
ソロキャンプ用の小型テントは、寝るだけの「カプセル」みたいなものも多いですが、ツーリングドーム/STは前室(荷物置き場)がしっかり広め。
この前室が本当に便利で、
- 雨の日でも荷物を外に出しておける
- 靴を脱ぎ履きしやすい
- 簡単な調理やお湯沸かしもできる
- 椅子を置いてくつろげる
など、ソロでもストレスなく快適に過ごせます。
筆者はここにローテーブルと小さなチェアを置いて「ちょっとしたリビング空間」にしています。
焚き火をしない日でも、前室でのんびりコーヒーを飲む時間は格別です。
■ 【ポイント3】雨でも安心できる耐水性と耐久性
「価格が安いテントって、雨が降ったら大丈夫なの?」と心配な方も多いと思います。
ツーリングドーム/STは耐水圧1500mmのフライシートと、しっかりしたシーム加工(縫い目の防水処理)が施されており、
普通の雨程度ならまったく問題ありません。
何度か雨キャンプでも使いましたが、「前室に置いた荷物も濡れない」「寝ていて浸水する不安なし」という安心感があります。
また、風にも強いドーム型設計で、ペグダウンをしっかりすれば多少の風ならしっかり耐えてくれます。
■ 【ポイント4】通気性が良く、夏でも蒸れにくい
インナーテントがメッシュ構造になっていて、出入口が両側にあります。
これがすごく快適。
夏場でも風通しがよく、夜も蒸れずに眠れます。
特にソロキャンプだと「狭いテント内に熱がこもる」ことが多いですが、これは本当に大事なポイント。
寒い季節はフルクローズにできるので、冬もそこそこ使えます。(ただし真冬の雪中キャンプには不向き)
■ 実際に使って感じたデメリット
もちろん、完璧なテントではありません。
使ってみて感じた「ちょっと気になる点」も正直にお伝えします。
・徒歩キャンプだと重さが気になる(約4.4kg)
登山やUL(ウルトラライト)キャンプの人には、ちょっと重たいかも。
バイクや車移動なら問題なし。
・収納サイズはそこそこ大きい
収納時は直径19×49cmと、コンパクトな山岳テントほど小さくはなりません。
「できるだけ荷物を減らしたい」という人は注意。
■ 【結論】初心者ソロキャンプの最初の1張りにぴったり
- 1人でも設営できる
- 快適に過ごせる前室つき
- 雨にも強い
- 価格が良心的
このバランス感こそが、ツーリングドーム/STの一番の魅力です。
ソロキャンプを始めたいけど「どれを選んでいいかわからない」という人にとって、失敗しにくい安心の選択肢。
まずはこのテントからスタートしてみてはいかがでしょうか。