「軽い」「小さい」「でも快適」な最新ギアを詳しく紹介!
ソロキャンプを始めたとき、誰もが一度は悩むのが「荷物の量」。
最初はあれもこれもと持っていきたくなるけれど、
いざ現地で「こんなにいらなかった」と気づくことも多いはず。
2025年のギア事情は、軽い・小さい・でも快適が当たり前。
「軽量化=不便」ではなく、むしろ「軽量化=自由度アップ」と考える人が増えています。
ソロキャンプで「本当に使える」軽量ギアを、選び方のコツとあわせて紹介します。
なぜソロキャンプは軽量ギアが正解なのか?
✔️ 荷物が少ないと設営も撤収もラク
✔️ 移動時の疲れが減る(徒歩・バイク・自転車キャンプなら特に重要)
✔️ 「必要なもの」「いらないもの」がはっきりする
✔️ 準備も早く、気軽に出かけやすい
無理に荷物を減らす必要はありませんが、
「自分にとって本当に必要なもの」に絞ると、キャンプがもっと楽しくなります。
① 【テント】NEMO「ホーネット オズモ 1P」
たった900g。それでも広くて快適な、超軽量ソロテントの代表格。
軽量化しつつも、快適に眠れるスペースをきちんと確保したい。
そんなソロキャンパーの理想を叶えるのが、このNEMO「ホーネット オズモ 1P」。
重量わずか約900gという軽さながら、ダブルウォール(二重構造)でしっかりと結露を防ぎ、悪天候にも対応。
インナーはハーフメッシュ仕様で通気性も高く、夏の蒸し暑さも軽減します。
「オズモ™」と呼ばれる独自素材は、リサイクルポリエステルとオーガニックコットンの混紡。
水を吸いにくく、撥水性・耐久性にも優れています。
設営は1本のY字ポール構造で迷いにくく、初心者でも10分程度で設営完了。
前室スペースがあるので、靴やバックパックも濡らさず収納できます。
軽量でも「安心して眠れる」空間を妥協しない名作テント。

② 【寝袋】ナンガ「UDD BAG 380DX」
軽量・コンパクトなのに暖かい。超撥水ダウンの高性能シュラフ。
登山家や冬キャンパーからも高い支持を集めるナンガのUDDシリーズ。
「UDD BAG 380DX」は、その中でもソロキャンプ用にちょうどいいモデルです。
使用ダウンには超撥水加工が施されており、朝方の結露や湿気から中綿を守ります。
通常のダウンシュラフにありがちな「濡れると暖かくない」という弱点を解消。
快適温度は-5℃対応で、春・秋の高地でも安心して眠れるスペック。
重量は約865g、収納時はΦ15×30cmほどのコンパクトサイズ。
「荷物は軽く、でも寝袋だけは妥協しない」がソロキャンプの鉄則。

③ 【マット】サーマレスト「ネオエア Xライト NXT」
断熱性と軽量性を両立した高性能エアマット。寝心地も極上。
マットを甘く見ると、地面の硬さや冷気で眠れない原因になります。
「ネオエア Xライト NXT」は、エアタイプながら断熱力(R値4.5)があり、厚みは7.6cm。
身体をしっかり支えてくれるので、寝返りしても腰や肩が痛くならないのが魅力。
しかも内部構造により、空気が動かず冷気を遮断する設計。
収納時は500mlペットボトル以下のサイズ感。重量は370g前後と軽量。
バルブは高性能なウィングロックバルブで、空気の出し入れもスムーズです。
ふかふかで暖かい寝心地が、軽量マットでも手に入る。
④ 【焚き火台】ピコグリル「398」
薄く・軽く・簡単設営。それでいて薪がそのまま置けるソロ焚き火台の決定版。
ソロキャンパーの定番アイテムとなったピコグリル398。
その魅力は、なんといってもわずか約450gという軽さと、A4サイズにたためるコンパクトさ。
それでいて、普通の薪を割らずにそのままくべられる大きさ。
空気の流れがよく、火付きも抜群。火力調整もしやすい構造です。
設営は「開いて脚を立てるだけ」というシンプルさ。
片付けもすぐ終わるので、撤収時のストレスもありません。
焚き火料理も、眺めるだけの焚き火も、これ一台で。

⑤ 【バーナー】SOTO「アミカス」
初心者でも失敗しない。小型でもしっかり火力の信頼バーナー。
ソロキャンプで「とりあえず火を使いたい」ときに活躍するのが、SOTO「アミカス」。
わずか81gの軽量設計ながら、2600kcal/hのしっかりした火力を持っています。
一体型の4本ゴトクは、軽量なのに鍋やクッカーが安定する安心設計。
自動点火機能つきで、初心者でもスムーズに着火できます。
別売の風防(ウインドマスター)を使えば、さらに耐風性アップ。
ガス缶は手軽に入手できるCB缶や専用パワーガス。
焚き火NGの場所でも、すぐお湯が沸かせる頼れる一台。
⑥ 【クッカー】スノーピーク「トレック900」
湯沸かし、炊飯、炒めものまでこれ一つ。チタン製ソロクッカーの名作。
「トレック900」は、ソロキャンプにぴったりの900mlサイズ。
お湯を沸かすだけでなく、1合のご飯も炊ける絶妙な大きさです。
フタは小型のフライパンとして使えるので、簡単な炒め物や焼き物もOK。
収納時はクッカー内にガス缶(OD缶105サイズ)などがスタッキングでき、持ち運びがラク。
チタン製で驚くほど軽く、しかも丈夫。
焦げつきにくいので、メンテナンスも簡単です。
シンプルに「これでいい」と思えるソロ用クッカー。
⑦ 【チェア】ヘリノックス「グラウンドチェア」
低い座面で焚き火と相性抜群。軽量&コンパクト、それでも座り心地は上質。
ソロキャンプでしっかり「くつろぐ時間」を作りたいなら、チェアは絶対に必要。
その中でも「グラウンドチェア」は、焚き火を囲むロースタイルにぴったりのモデルです。
重量は約615g、収納時は片手で持てるほど小さく、バックパックにもラクラク収まります。
ヘリノックス独自のDACポール(超軽量アルミ合金)を使用し、強度も安心。
座面が低いぶん、重心が安定していて転びにくく、足を投げ出して座れるのでリラックス感が段違い。
設営もポールを差し込むだけの簡単設計で、組み立てに手間取りません。
「座り心地でキャンプの満足度が変わる」と実感できる一脚。
⑧ 【テーブル】SOTO「フィールドホッパー」
展開わずか3秒。A4サイズに折りたたみできる超軽量テーブル。
「地面にそのまま置くのはちょっと…」というときに活躍するのが、このフィールドホッパー。
重さは約395g。薄くたためて、バックパックの隙間にすっぽり入ります。
開けばそのまま脚が立ち上がるワンタッチ構造で、ストレスゼロの設営。
ちょっとした食事スペースや、バーナー・クッカーの置き場所としてちょうどいいサイズ感です。
ソロ用ならこれで十分。無駄のない設計が魅力です。
「ちょっと置きたい」が叶う、ソロキャンプの快適道具。
⑨ 【ライト】ブラックダイヤモンド「スポット400-R」
超軽量なのに400ルーメンの明るさ。充電式&防水仕様の頼れるヘッドライト。
ソロキャンプでは、メインのランタンも大事ですが、両手が空くヘッドライトは必需品。
夜間の作業、トイレ移動、テント内での整理など、手元を照らすならこれ一択です。
「スポット400-R」はUSB充電式で、電池の買い替え不要。
防水性能(IP67)で突然の雨でも安心。明るさ調整や赤色モード(夜間視認性向上)も搭載。
重量はわずか約73gで首への負担も少なく、持ち運びもラク。
軽量キャンプでも「明かりはしっかり」。その安心感が違います。
⑩ 【モバイル電源】EcoFlow「RIVER 2」
ソロキャンプでも安心できる。スマホ・カメラ・LEDライトの電源を確保。
スマホでの連絡、写真撮影、LEDランタンの充電、時には電動ポンプや小型家電…。
今やポータブル電源は「あると安心」から「必需品」に変わりました。
「RIVER 2」は容量256Whで、スマホなら約10回フル充電可能。
重量は約3.5kgと持ち運びも苦にならないレベル。急速充電対応(約1時間で満充電)なので、出発前の準備もスムーズ。
USB、AC、シガーソケット出力が使え、複数機器を同時に充電できます。
ソーラーパネル(別売)と組み合わせればエコキャンプも可能。
万が一の安心感と、快適装備の自由度が大きく広がるアイテム。
【まとめ】「身軽」だからこそ、キャンプはもっと自由になる
ソロキャンプでギアを軽くするということは、
単に「荷物が減る」だけではありません。
- もっと遠くへ行ける
- 設営も撤収もスムーズ
- 荷物を背負ったときに疲れにくい
- 思いついたときにすぐ出かけられる
軽量ギアは「自由になるための道具」です。
もちろんすべてをミニマムにすればいいわけではなく、
「寝るために必要なもの」「火を使うために必要なもの」だけは絶対に妥協しない。
そのうえで、無駄を省き、自分に合ったバランスを見つけていくことが大切です。
今回紹介した10のアイテムをベースに、
自分だけの「ちょうどいい」軽量ソロキャンプセットを作ってみてください。