“ないと困る”シーンと、選び方・活用アイデアまで完全解説

自然の中でのびのびと過ごすファミリーキャンプ。
大人も子どもも非日常を楽しめる最高の時間ですよね。
でも、いざ現地で「スマホの充電が切れた」「冷蔵庫が使えない」「夜が真っ暗で不安」なんてことになったら、一気に困ってしまいます。
子どもがいればなおさら。何かあったときすぐに連絡ができない、寒くて眠れない、そんなトラブルは避けたいところ。
そんなときにあると安心なのが 「ポータブル電源」 です。
でも、
- 「本当に必要なの?」
- 「高いし重いし、なくてもいいんじゃない?」
- 「どんなものを選べばいいかわからない」
そんな疑問を持っている人も多いはず。
この記事では、ファミリーキャンプならではの視点で
- なぜポータブル電源が必要なのか
- どんなシーンで役立つのか
- どの容量を選べば失敗しないのか
- 購入前に知っておきたいポイント
をわかりやすく解説します。
これを読めば「買ってよかった!」と思える1台が選べます。
【なぜ必要?】ポータブル電源があると安心できる5つの理由
1. いざというときのスマホ・タブレット充電
今のキャンプはスマホが必需品。
写真や動画を撮る、地図アプリで現在地を確認する、もしものとき連絡を取る——どれも電源がなければできません。
子ども用のタブレットで動画を見せたり、電子書籍で絵本を読ませたりするご家庭も多いですよね。
「子どもが退屈してグズる時間」を減らすためにも、充電手段は確保しておきたいところ。
2. 夜間や悪天候でも安心できる「照明」
自然の中は日が暮れると本当に真っ暗。
「ちょっとトイレに行きたい」「寝る前に荷物を整理したい」というとき、ランタンやライトがあると安心です。
ただし、乾電池式のライトだと光量不足や、途中で電池切れの心配も。
ポータブル電源があれば明るいLEDランタンも余裕で使えます。
夜間に子どもが不安がらずに過ごせるのは、親としても安心。
3. 食材管理がラクになる「ポータブル冷蔵庫」やクーラーボックス
夏場は特に心配なのが食材の保管。
「クーラーボックスだけで大丈夫かな?」と不安になったことはありませんか?
ポータブル電源があれば、小型の電動冷蔵庫を使えます。
冷蔵庫があると
- お肉や魚がしっかり保冷できる
- 飲み物がキンキンに冷やせる
- 食中毒リスクを減らせる
ので安心感が違います。
4. 急な冷え込みも怖くない「電気毛布・ヒーター」
春や秋は昼間は暖かくても、夜は一気に気温が下がることもあります。
特に山間部や川沿いは、予想以上に冷えることも。
そんなとき、電気毛布が1枚あるだけで快適さが段違い。
子どもが寒くて眠れない…なんてことを防げます。
5. 便利家電がいろいろ使える
- 電動エアポンプでエアマットや浮き輪の準備がラクに
- コーヒーメーカーやホットサンドメーカーで朝ごはんがもっと楽しく
- ヘアドライヤーや小型ファンも使える
家族みんなで快適に、楽しく過ごすための「ちょっとした家電」も、ポータブル電源があれば使えます。

【どのくらい必要?】容量の目安
ポータブル電源は「Wh(ワットアワー)」という単位で容量が表示されています。
ファミリーキャンプなら 最低でも500Wh〜1000Wh が安心。
よくある家電と消費電力の目安
家電・アイテム | 消費電力 (目安) | 使用時間 | 必要な容量 |
---|---|---|---|
スマホ充電(2台) | 5〜10W | 1日1回充電 | 約50Wh |
LEDランタン(2〜3個) | 10〜20W | 1晩5〜6時間 | 約100〜150Wh |
ポータブル冷蔵庫 | 40〜60W | 12時間運転 | 約500Wh |
電気毛布(1枚) | 40〜80W | 5時間使用 | 約400Wh |
冷蔵庫・電気毛布・照明を全部使うなら 1000Whクラス が安心です。
「スマホ充電とライトだけなら500Whで十分」という人もいますが、家族全員分と考えると余裕を持って選んだ方が快適です。
【失敗しないための選び方】
① 必要な容量(Wh)を確認
→ 何に使うか、どのくらい使うかを事前に考える。
② 出力ポートの種類と数をチェック
→ USB、AC(家庭用コンセント)、シガーソケットが何口あるか確認。
→ 家族4人ならUSBポートが4口以上あると便利。
③ バッテリーの種類と安全性
→ 長持ち・安心なのは「リン酸鉄リチウム(LiFePO4)」タイプ。
→ 発熱しにくく、サイクル寿命が長い。
④ 重さと持ち運びやすさ
→ 大容量タイプは10kg以上のものも。
→ 持ち手付き、キャスター付きモデルなら移動もラク。

【さらに快適に】あると便利な周辺アイテム
- ソーラーパネル:日中に充電できる。連泊キャンプでも安心。
- 延長コード:テントの中や車との距離がある場合に便利。
- 専用収納バッグ:傷や汚れを防ぎ、持ち運びもしやすい。
【まとめ】ポータブル電源があればファミリーキャンプがもっと快適で安全に
ファミリーキャンプは「非日常」を楽しむ時間ですが、子どもがいると安全と快適さも大事。
ポータブル電源があれば
- 充電切れのストレスなし
- 夜も安心して過ごせる
- 冷蔵庫や電気毛布で快適度アップ
- 便利家電で準備や後片付けもラク
「必要かどうか」で迷っているなら、まずは500Wh以上のモデルから検討してみてください。
きっと「もっと早く買えばよかった!」と思うはずです。
