キャンプで“座ってくつろぐ”時間を支えるのが、テーブルの存在。
その中でも「設営が簡単で、見た目も美しく、しかも丈夫」という3拍子を兼ね備えたのが、**スノーピーク「ワンアクションローテーブル竹」**です。
名前の通り、ワンアクションで設置できる手軽さと、竹材の上質な質感、アウトドアとは思えない洗練されたデザインが大きな魅力。
この記事では、実際の使い心地やメリット・デメリットまで、丁寧に解説していきます。
製品スペック
項目 | 内容 |
---|---|
使用サイズ | 約846×496×400mm(幅×奥行×高さ) |
収納サイズ | 約846×248×50mm(フラット収納) |
重量 | 約5.5kg |
素材 | 天板:竹集成材、フレーム:アルミ合金(アルマイト加工) |
耐荷重目安 | 約30kg |
価格 | 約33,000円(税込) |
付属品 | 収納ケース付き(肩掛け可能) |
設営が驚くほど簡単。まさに“ワンアクション”
このテーブルの最大の特徴は、名前の通りワンアクションで展開・設営できる仕組み。
収納状態からパタンと開くだけで、脚が自動的に起き上がり、即使用可能な状態に。
工具や組み立ては一切不要で、女性でも片手で開けるほどスムーズです。慣れれば設営5秒・撤収5秒も夢ではありません。
撤収も脚部のロックを外し、天板を閉じるだけでOK。
「道具が増えて設営が面倒になってきた…」という中級〜上級キャンパーにとっても、時短ギアとして非常に重宝されます。
天板の“竹”がとにかく美しい
このテーブルが愛される理由の一つが、**天板に使用されている「竹集成材」**の美しさと質感。
自然な木目と柔らかい色味は、サイト全体の雰囲気を上品に引き締めてくれます。まさに**“映えるローテーブル”**。
さらに、竹は見た目だけでなく機能面も優秀。
抗菌性・脱臭性に優れており、食事の場にも安心。強度も高く、重たいギアを置いてもたわみにくい安定感があります。
耐水性もあり、多少の水はサッと拭くだけでOK。ただし、長時間の雨ざらしは避けたいので、基本は屋根の下やタープ内での使用推奨です。
安定感・使い勝手も抜群
テーブルとして最も重要な「グラつきのなさ」においても、ローテーブル竹は高水準。
脚部はアルミ合金製でしっかりとした構造をしており、耐荷重は約30kg。大型のダッチオーブンやクーラーボックスを乗せてもびくともしません。
脚先にはゴムキャップが付いており、地面が少し凸凹していても安定感を保ちます。
特にロースタイルのキャンプとの相性が抜群で、ローチェア30などと組み合わせれば、食事・読書・焚き火タイム…すべて快適にこなせます。
持ち運び・収納について
収納サイズは約85cmのフラット形状で、幅はあるけど厚みはかなり薄いです。
収納袋も付属しており、肩掛けで持ち運べるようになっています。
5.5kgという重さは、軽いとは言えません。ただ、テーブルの安定感や竹の質感を考えると、むしろ納得の重量。
「華奢な軽量テーブルより、しっかりした1枚板がいい」という人にはぴったりです。
注意点・気になるところ
- 価格は高め(約3万円台)
ですが、スノーピーク製品の中ではコスパ良好。長く使えるため、年数で割れば決して高くはありません。 - 収納時の横幅があるため、車載スペースに注意
ファミリーキャンプ用のギアと一緒に積むときは、積載の計画をしっかりと。 - 屋外での長時間放置はNG
竹は強いですが、直射日光や湿気にはそれなりに影響を受けます。乾拭き・風通しの良い保管を意識しましょう。
こんな人におすすめ!
✔ ロースタイルキャンプが好きな人
✔ サイト全体の「見た目」にこだわりたい人
✔ 設営・撤収をとにかくスムーズにしたい人
✔ 丈夫で長く使えるテーブルを探している人
✔ 軽量よりも“安定感”を重視する人
まとめ:使うたび満足できる“一生モノ”のキャンプテーブル
スノーピークの「ワンアクションローテーブル竹」は、ただのローテーブルではありません。
設営の楽さ、素材の上質さ、安定感、どれをとっても高水準。キャンプの質をワンランク上げてくれる道具です。
価格は確かに安くはないですが、それに見合うだけの“使う喜び”があり、長く使うほど愛着が湧いてくるギア。
初心者からベテランまで、満足できる完成度の高さを実感できるはずです。
「最初は高いと思ったけど、もう手放せない」——そんな声が多いのも納得の一台です。