いつもブログをご覧頂いてありがとうございます。
今回は「名古屋で有名な熱田神宮で七五三やお宮参りの撮影ができるのか」?ということについて詳しく解説させて頂きます。
撮影できると書いてある記事もあれば、撮影できないという記事も見当たりますが、こちらのブログではきちんとこれから撮影をお考えの方に誤解のないようにお伝えさせて頂きます。
是非参考にしてくださいね。
1.熱田神宮でのロケーション撮影での注意事項
- 熱田神宮指定業者のみ撮影可能
- 熱田神宮に申請し、許可を得たカメラマンのみ撮影可能
- 許可が降りているカメラマンは熱田神宮の腕章をつけている
熱田神宮で七五三の写真を撮ってもらいたいんだけど、どうしたらいいのか分からないわ。
「熱田神宮で商用の写真撮影ができるかどうか?」を、必ず確認することが大切です。
実際に熱田神宮で七五三やお宮参りの写真撮影はしてもらえるの?
熱田神宮の指定業者と熱田神宮から許可を得たフォトグラファーのみ撮影ができます。
最近ではカメラマンさんを神社などに呼んで撮影をするという方も増えてきています。
もちろんそのようなサービスもいいのですが、注意しないといけないのは、「その場所で撮影ができるのか?」「そもそも撮影許可をきちんと取れているか?」です。
撮影許可を取らずに撮影している場合は、もちろん違法行為です。
そこまでは知らなかった、カメラマンさんが許可を取ってくれてると思っていた、という後からの言い訳はきかなくなります…。
なかにはカメラマンさんをお友達と装い撮影を勧めるカメラマンさんもいますが、ご神前でそこまでして撮影することも何かが違います。
もちろん許可を取っていないカメラマンが撮影をしているのが見つかればどの場所でも厳しく注意されます。
せっかくの晴れの日のお祝いの写真なのに、そのような嫌な思い出が残ってしまうことは良くないですよね…。
防げるトラブルには注意しなければいけません。
熱田神宮では熱田神宮の指定業者、また熱田神宮で申請を出して許可をされたフォトグラファー・カメラマン以外は撮影することはできません。
熱田神宮の指定業者以外のフォトグラファーが「七五三の写真を撮りたい」という申請を出したとしても、原則許可はおりません。
自分のお願いしているフォトグラファーさんがきちんとルールを守っているフォトグラファーかを確認するためには、フォトグラファーさんが、腕に腕章をつけているかを確認しましょう。
撮影ができるフォトグラファーは必ず腕に撮影を許可された腕章をつけています。
色は青色・または白色です。
腕章をつけずに撮影をしているフォトグラファーさんは許可を取らず違法で撮影をおこなっています。
自分が担当しているフォトグラファーさんがきちんと許可を取っているか確認すうるためには腕についている腕章を見ればいいのね!
2.写真撮影を頼みたい方は熱田神宮会館写真部へ
このように熱田神宮内で撮影をしたい場合は、熱田神宮の指定業者・熱田神宮会館写真部にお願いをしましょう。
個人のフォトグラファーさんにお願いをして熱田神宮で撮影をお願いする行為はできません。
境内でのロケーション撮影は熱田神宮会館写真部が請け負ってくれています。
熱田神宮会館写真部にお願いすれば間違いはありません。
熱田神宮会館・写真部のカメラマンさんにお願いすれば安心して写真撮影ができます!
熱田神宮の写真撮影のプランと申し込み方法を説明します。
3.熱田神宮会館写真部のロケーション撮影プラン
カット数 | 50カット |
撮影データ代 | 44000円(税込) |
撮影時間 | 30分~60分 |
熱田神宮で祈祷をしたお客様のみのプランです。
熱田神宮会館写真部のロケーション撮影プランは大前提として、熱田神宮でご祈祷をされたお客様しか撮影を行うことはできません。
撮影だけを行うために申し込むことはできませんので注意しましょう。
ロケーション撮影ってどんな感じなのかしら?
ロケーション撮影は熱田神宮の境内の中で色々なカットを撮影するプランです。
たくさんの枚数のデータをもらえるの?
プラン内容にもよりますが50カットの撮影データがもらえます。
熱田神宮を熟知したフォトグラファーさんが撮影が許可されている場所で、大切な晴れの日の記念を撮影してくれます。
熱田神宮内で撮影ができるとはいっても、境内は参拝のお客様で多く賑わっています。
撮影が優先なのではなく、ご参拝者の方が何よりも優先されます。
神社様ではご参拝の方に迷惑になる行為、いきすぎた撮影行為(フォトグラファーが大きな声をだす・道をふさぐ・長時間場所を独占する・撮影してはいけない領域で撮影する)により、撮影行為が禁止となる場所も増えています。
撮影をお願いする側もマナーを守って撮影を楽しみましょう。
撮られる側も作法やマナーを守ることが大切!
熱田神宮会館写真部のフォトグラファーの方々はその辺りは熟知されているので安心して頼むことができます。
4.申し込み方法
ロケーション撮影の申し込み方法を調べたところ熱田神宮会館写真部さんの申し込みのHPがありました。
ミカサ写真館
ミカサ写真館さんは名古屋市の東山に拠点をおく老舗写真館です。
熱田神宮での写真以外にもスタジオノーブレムというブランドで子供スタジオを展開しているようです。
ミカサ写真館さんでのロケーション受付のHPです。
ミカサ写真館へのお問い合わせはミカサ写真館の公式LINEからできるようになっています。
ミカサ写真館の公式LINEを登録すると、LINEのトーク画面に申し込みフォームがあるので、そこから必要な情報が入力できるようになっています。
質問事項があれば、公式LINEからも気軽にお問い合わせができるようです。
注意事項として記載があるのは、七五三の繁忙期になると申し込みが殺到するので、なるべく事前の申し込みが必要とありました。
ロケーション撮影をお考えのお客様は前もって申し込みしましょう。
熱田神宮会館
HP以外にも熱田神宮会館に直接お問い合わせもできるようです。
052-671-3120
曜日 | 時間 |
---|---|
平日 | 10:00-18:00 |
土日・祝日 | 9:30-18:30 |
5.ロケーション撮影当日の流れ
撮影日の当日の流れはこのようになっています。
熱田神宮の神楽殿で祈祷
熱田神宮会館でフォトグラファーと合流。打ち合わせとお支払い。
熱田神宮境内で撮影開始。撮影時間は30分~60分。
後日撮影データ送付(撮影日から一か月以内)
6.熱田神宮の祈祷について
祈祷する場所について
- 神楽殿
- 境内の北に位置します
- 秋のシーズン(10月~11月)は七五三の祈祷で大変込み合います
熱田神宮で七五三やお宮参りの祈祷をする場所は神楽殿と呼ばれる場所で行います。
ご本殿の近くにありますので、どの門から入っても北に向かいましょう。
七五三の時期になると神楽殿は大変混みあいます。
日柄のいい日などは神楽殿に入るまでに並ぶこともありますので前もって計画的に祈祷を受けましょう。
祈祷の受付場所・受付期間・受付時間
受付場所 | 授与所 |
受付期間 | 年中 |
受付時間 | 8:30~16:00 |
事前予約 | 予約不可 |
熱田神宮では一年中、お宮参りや七五三の祈祷を受け付けています。
七五三も秋のみではないので、ご自身のスケジュールに合わせて祈祷をしましょう。
祈祷は朝の8:30が一番早い時間で、その後30分ごとに行われます。
熱田神宮では祈祷の予約はすることはできません。
祈祷の受付は当日行い、神楽殿の横にある授与所で受付を行います。
初穂料について
- 6000円
- 8000円
- 10000円以上
*金額が異なっても祈祷内容は同じです。お気持ちでお納め下さい
熱田神宮の【初穂料】は、6000円・8000円・10000円以上となっています。
祈祷中の注意事項
- 祈祷中は携帯電話やビデオカメラでの撮影禁止
- 携帯電話の電源はオフにしましょう
ご神前ですのできちんとマナーを守りましょう。
7.熱田神宮へのアクセス
電車を利用する方
車を利用する方
東門駐車場 | 約300台 |
西門駐車場 | 約40台 |
南門駐車場 | 約60台 |
車を停めるなら一番広い東門駐車場がおすすめです。
秋の七五三シーズンになると一番広い東門駐車場も並ぶほど混雑します。時間に余裕をもって出発しましょう。
8.外部カメラマンの撮影について
上で説明した通り、フリーランスや外部カメラマンが商用で写真撮影をする行為は一切禁止されています。
友人や親戚を装い撮影できますという謳い文句で撮影をするカメラマンもいますが、許可されていない場所で商用の撮影をする行為は違法行為になります。
写真撮影を頼む側も知らなかったでは済まされません。
撮影業者はしっかりと確認しましょう。
9.七五三の祈祷はいつする?
男の子 | 三歳・五歳 |
女の子 | 三歳・七歳 |
男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳に行います。
七五三の日が11月15日なので、その前後一か月で行うことが多いようです。
ただ最近はそこまで厳密に行うこともなく、お祝いをする皆さんが集まりやすい日にちを決めて行うのが一般的です。
通例はお子様は数え年で行うとされています。
ただ、お子様がお着物をきることもかなりご負担になるため、最近は満年齢で参拝をされる方が増えています。
特に三歳のお子様はまだ小さいので満年齢での参拝でもよいかもしれませんね。
10.熱田神宮に行ったら見ておきたい場所
- 信長塀
- 大楠の木
せっかく熱田神宮に行ったら見てみよう!
1.信長塀
織田信長が【桶狭間の戦い】の前に熱田神宮に戦勝を祈願したことでも有名です。
見事に勝利を収めた信長は、熱田神宮に【信長塀】を奉納しています。
この信長塀はいまでも熱田神宮に現存しており、間近で見ることができます。
2.大楠の木
大楠の木は熱田神宮のみなもカフェの前にあります。メインの参道を本宮に向かって歩くと左手側にあります。
とても立派な大楠の木で、この木には白蛇が住んでいるとされています。白蛇が見れた方はとても幸運です。
11.熱田神宮周辺でお食事ができる場所
- あつた蓬莱軒
- 賀城園
1.あつた蓬莱軒
明治六年に創業して、名古屋ではとても有名なひつまぶしのお店です。神宮店は熱田神宮の南門からすぐのところにあります。とても人気なため、いつもお客様が並んでいます。
HP | https://www.houraiken.com/ |
住所 | 〒456‐0031愛知県名古屋市熱田区神宮2-10-26 |
TEL | 052-682-5598 |
営業時間 | 11:30~14:30(L.O.) 16:30~20:30(L.O.) |
定休日 | 毎週火曜日・第2、第4月曜日 (祝日は営業,振替休みあり) |
席数 | 120席 |
カード支払い | 可 |
駐車場 | 50台 |
アクセス(電車の方) | 名古屋市営地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」1番出口より徒歩3分 |
アクセス(車の方) | ルート案内 |
2.賀城園
賀城園さんは創業から70年近くも続く料亭で、料理にはとても定評がある名店です。七五三やお宮参りなどの会食に利用するお客様がたくさんいらっしゃいます。
お祝いごとの会食には絶対に外せない料亭です。
HP | https://www.gajouen.co.jp/restaurant/ |
住所 | 〒456-0021 名古屋市熱田区夜寒町16番22 |
TEL | 052-682-374 |
営業時間 | お昼の営業|11:30~16:00(お料理のオーダーストップは14:00) 夜の営業|17:00~22:00(お料理のオーダーストップは20:00) |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
12.おわりに
熱田神宮境内でのロケーション撮影は熱田神宮会館写真部が請け負っています。
それ以外で撮影するためには熱田神宮の許可が必要になり、腕章をつけての撮影が必須のようです。
大切な晴れの日のお祝いです。トラブルをさけるため、しっかりとした業者さんにお願いしましょう。
熱田神宮の詳細
住所 | 〒456-8585 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1−1 |
熱田神宮のHP | https://www.atsutajingu.or.jp/ |
熱田神宮会館のHP | https://www.atsutajingu.or.jp/kaikan/ |