ソロキャンプ初心者がやりがちな失敗10選と対策

初めてのソロキャンプ。期待に胸を膨らませて向かったものの、設営に手間取り、焚き火はなかなか着かず、夜は寒くてほとんど眠れなかった——。

これは筆者の“初ソロキャンプ”のリアルな失敗談です。

キャンプ自体は楽しいけれど、ちょっとした準備不足や知識の差で、快適さがガラリと変わります。

そんな初心者あるあるの“つまずきポイント”とその対策を、今回は10個に絞って紹介します。 「キャンプに来たけど全然うまくいかない…」 そんな声、実は誰もが一度は経験しています。

この記事では、ソロキャンプ初心者がやりがちな失敗と、その具体的な対策を10個紹介。 リアルな体験に基づいた“ありがちミス”を知っておけば、余計な出費や不安を減らし、初キャンプを楽しい思い出に変えられます。

目次

1. 設営に手間取り日が暮れる

よくある原因:テントの構造が分かりにくい、初見で試そうとする

対策:事前に庭や公園で練習しておく/ワンタッチ式など簡単設営モデルを選ぶ

2. 寒くて眠れない

よくある原因:気温を甘く見て寝袋や服装が軽すぎた

対策:最低気温+5℃まで対応する寝袋を選ぶ/防寒着・カイロ・マットで冷気対策を

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3. ランタンの明かりが足りない

よくある原因:メインがヘッドライトや小型ランタンだけ

対策:テーブル用+テント用+手元用の3灯構成がベスト/LEDランタンは明るさ重視で選ぶ

4. 調理道具が多すぎて荷物パンパン

よくある原因:いろいろ使いたくてフルセット持っていく

対策:1泊ならクッカー1つ・バーナー1つで十分/「最低限で何が作れるか」を逆算して選ぶ

補足:焚き火台、五徳、クッカー3個、まな板、シェラカップ、フライパン…となんでも詰め込みすぎて、いざ調理するときにはどれが必要か分からず、荷物整理にも時間がかかる。結果、料理に集中できず中途半端な食事に終わることも。

5. 焚き火がうまく起こせない

よくある原因:湿った薪や火起こしの手順ミス

対策:フェザースティック、着火剤、火吹き棒を準備/最初は炭や薪の種類を選んでおくと安心

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6. ゴミ処理に困る

よくある原因:分別や持ち帰りを想定していなかった

対策:ジップロック・ごみ袋・燃えないごみ用袋を複数準備/持ち帰りを前提にしておく

7. トイレ・水場が想像と違う

よくある原因:キャンプ場の設備を事前に調べていない

対策:予約サイトやレビューで必ず「水場・トイレ環境」を確認してから決める

8. 食べ物を持ちすぎる or 足りない

よくある原因:不安で余分に持っていく/量の感覚が分からない

対策:1泊分なら「夜+朝」の2食でOK/インスタント+簡単な食材で十分

9. 怪我や虫刺され対策を忘れる

よくある原因:油断していて蚊・アブ・擦り傷に不意打ちされる

対策:虫除けスプレー・ポイズンリムーバー・絆創膏・消毒液をポーチに常備

10. 使い方が分からないギアを持っていく

よくある原因:現地で説明書を開くタイプ

対策:ギアは事前に1回は開封&操作しておく/最低限の使い方は覚えておく

補足:たとえば、コーヒーを飲むためにドリッパーやミルを持っていったのに、豆を挽く手間や湯量の管理に手こずってバタバタ。結果、慌てて味も落ちてがっかり…というパターンは初心者あるあるです。

よくあるQ&A|初心者の不安を解消!

Q. 焚き火が全然つかないんですが…?
A. 着火剤・フェザースティック・火吹き棒の3点セットがあると安定します。薪の乾燥具合も確認を。

Q. どのくらいの食料を持っていけばいい?
A. 1泊なら「夕食+朝食+おやつ」が基本。過剰に持っていくと荷物が増えるので、簡単なメニューで十分です。

Q. 暖房器具なしでも春・秋は大丈夫?
A. 寝袋は最低気温+5℃まで対応するものを選び、マットと湯たんぽも活用しましょう。

Q. テント設営が不安です…
A. ワンタッチタイプかポール数の少ないモデルがおすすめ。初回は必ず自宅or公園で練習を!

チェックリスト|忘れがちな持ち物一覧

  • 寝袋(季節に合った保温力)
  • マット or コット(断熱+快適性)
  • ランタン(メイン+予備)
  • 着火道具(ライター/着火剤/火吹き棒)
  • 調理器具(最小限でOK)
  • 食料(1泊2食+簡単おやつ)
  • 水/飲み物(500ml×2〜3本)
  • ウェットティッシュ・ゴミ袋
  • 常備薬・虫除け・絆創膏
  • 防寒着(夜は冷える!)

このリストをスクショ or 印刷して、パッキング前に再確認するだけで“忘れ物ゼロ”に!

まとめ|「失敗込み」で楽しいのがキャンプだけど…

何もかも完璧にいかなくても大丈夫。ソロキャンプは“試しながら楽しむ”遊び。 でも、防げる失敗は最初から回避しておいた方が絶対に楽。

この記事を参考に、気持ちと装備の準備をして、ソロキャンプを気軽に楽しんでください。

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