初心者でも安心して選べるテントを、特徴・使い勝手・価格感までしっかり解説
「ソロキャンプを始めたい。でも、どのテントを選べばいいかわからない…」
「設営が難しかったり、寝心地が悪かったらどうしよう…」
そんな不安を持っている方に向けて、ソロキャンプ歴5年以上の筆者が、本当におすすめできるテントを厳選して紹介します。
今回は、初心者でも安心して選べる「設営が簡単」「快適に過ごせる」「持ち運びやすい」ことを重視。
選ぶポイントも交えて、10個のテントを1つずつわかりやすく解説します。
テント選びで重視すべきポイント

- 設営のしやすさ:1人で設営できる?ポールはシンプル?
- 重さ・収納サイズ:バイク移動?徒歩?車? 持ち運びやすい?
- 耐久性・耐水性:急な雨や風でも安心できる?
- 前室の有無:荷物置き場・調理スペースが確保できる?
- デザイン:ソロキャンプの時間を気持ちよく過ごせるか?
おすすめテント10選
1.【初心者の鉄板】コールマン ツーリングドーム/ST
「設営簡単、しっかり快適。まず間違いない1張り。」
✅ 設営目安:約10分
✅ 重量:約4.4kg
✅ 価格帯:1万円台
コールマンのツーリングドーム/STは、キャンプ初心者にとって理想的なテントのひとつです。
ポールをスリーブに通して立ち上げるだけのシンプル設営で、説明書を見ながらでも迷いません。
特に便利なのが広めの前室。雨の日でも靴や荷物を濡らさずに置け、簡単な調理も可能。
価格も手頃で「まずこれを選べば大きな失敗はしない」と安心できるモデルです。
こんな人におすすめ
・ソロキャンプ初心者
・バイクキャンプや車移動で荷物に余裕がある人
・雨の日でも荷物を濡らしたくない人

2.【焚き火派に大人気】バンドック ソロティピー 1 TC
「焚き火好きはこれ。ポリコットン生地で安心して火のそばに。」
✅ 設営目安:約15分
✅ 重量:約4.8kg
✅ 価格帯:2万円台
ソロティピー1 TCは、無骨なティピー型(ワンポール型)で、焚き火との相性が抜群。
ポリコットン(ポリエステル+コットン)素材なので、火の粉に強く、穴が開きにくいのが特徴です。
シンプルな構造で設営もわかりやすく、風通しも◎。
前後に出入り口があるため、風向きに合わせて調整でき、快適に過ごせます。
こんな人におすすめ
・焚き火をメインに楽しみたい人
・無骨なデザインが好きな人
・ソロでも広めの空間がほしい人

3. 【秒速設営でラクしたい】DOD ライダーズワンタッチテント
「設営1分。時間も体力も無駄にしない!」
✅ 設営目安:約1分
✅ 重量:約2.3kg
✅ 価格帯:2万円台
「キャンプ場に着いたらすぐに設営を終わらせたい!」
そんな人には、DODのライダーズワンタッチテントがぴったり。
傘のように広げてポンと立ち上げるだけで完成する、驚きの簡単設営。
コンパクトに収納できるため、バイクや自転車移動でも邪魔になりません。
耐水性も十分で、雨の日でも安心です。
こんな人におすすめ
・とにかく設営を楽にしたい
・バイク・自転車キャンパー
・時間を有効に使いたい人

4. 【軽量&コンパクト】モンベル ムーンライトテント 1型
「長く使いたいならこれ。信頼のモンベル品質。」
✅ 設営目安:約10分
✅ 重量:約1.8kg
✅ 価格帯:4万円台
モンベルのムーンライトシリーズは、その名の通り「月明かりでも設営できる」ほどシンプル。
ソロ登山や徒歩キャンプにも対応できる軽さで、収納サイズもかなりコンパクト。
耐久性と防水性も高く、日本の気候にマッチしています。
とにかく安心感を求める人におすすめの一張りです。
こんな人におすすめ
・徒歩・登山系ソロキャンパー
・長く愛用したい人
・軽量&コンパクトを最重視したい人

5.【安心の耐久性と居住性】スノーピーク アメニティドーム S5
「風に強く、設営も簡単。初心者から長く使える安心モデル。」
✅ 設営目安:約15分
✅ 重量:約5kg
✅ 価格帯:3万円台
高品質なキャンプギアで知られるスノーピーク。
その中でもアメニティドームSは、ソロキャンプにもぴったりなサイズ感と安心感を兼ね備えています。
特に評価されているのは強風にも負けない耐久性。
アーチ状のフレーム設計で風の力をうまく逃がし、悪天候時でも安心して過ごせます。
前室スペースも広く、荷物を濡らさずに置けるため、天候を気にせずキャンプが楽しめます。
こんな人におすすめ
・初心者だけどしっかりしたテントが欲しい
・風が強い場所でも安心したい
・長く使えるテントを探している

6.【焚き火スタイル派の愛用品】テンマクデザイン パンダTC+
「ソロにちょうどいい広さ。ポリコットン生地で焚き火も安心。」
「焚き火を楽しむソロキャンパーならこれ」という声も多い、テンマクデザインのパンダTC+。
こちらもポリコットン生地なので、火の粉に強く、焚き火のそばでも安心です。
ティピー型で設営は簡単。
高さもほどよく、圧迫感がないので1人でも快適に過ごせます。
無骨だけどどこか可愛いデザインも魅力です。
こんな人におすすめ
・焚き火メインのソロキャンパー
・シンプルな設営がしたい
・男前ギアが好きな人

7.【超軽量UL(ウルトラライト)派に】NEMO ホーネット オズモ 1P
「1kg切り。歩くソロキャンパーの最適解。」
✅ 設営目安:約10分
✅ 重量:約0.9kg
✅ 価格帯:5万円台
「できるだけ荷物を軽くしたい」
そんな登山系やUL志向のソロキャンパーに圧倒的な支持を受けているのが、このホーネット オズモ 1Pです。
重量は驚きの900g台。それでいて二重構造(インナー+フライ)で通気性と防水性を両立しています。軽さを優先しつつも、快適性は妥協したくない人にぴったり。
こんな人におすすめ
・徒歩や登山でキャンプしたい人
・ULキャンプ志向
・軽くても安心できるテントを探している

8.【デザイン重視派も満足】サバティカル ギリア
「ソロでも贅沢な空間。ギアを並べて楽しみたい人に。」
✅ 設営目安:約20分
✅ 重量:約7kg(2人用だがソロ快適)
✅ 価格帯:4万円台
「ソロでもゆったりしたテントが欲しい」「見た目にもこだわりたい」
そんな人におすすめなのが、サバティカルのギリアです。
本来は2人用設計ですが、ソロで使うと贅沢な広さ。
荷物を並べたり、椅子を置いて室内でくつろぐこともできます。
スタイリッシュなデザインはSNS映えも抜群で、自分だけの“秘密基地”感を楽しめます。
こんな人におすすめ
・広めの空間でゆったり過ごしたい
・ギアをかっこよくレイアウトしたい
・デザインにこだわりたい

9.【悪天候でも安心】MSR エリクサー1
「風雨に強い。タフに使えるソロ用ドームテント。」
✅ 設営目安:約10分
✅ 重量:約2.1kg
✅ 価格帯:5万円台
MSRのエリクサー1は、世界中のバックパッカーから支持される信頼のテント。
独自のポール構造でしっかり安定し、風にも雨にも強い設計です。
居住スペースも広めで、ソロ用とは思えない快適さ。
天候が読めない季節や場所でも「安心して眠れる」と高評価。
こんな人におすすめ
・天候が不安でもキャンプに行きたい
・長距離旅で安心できるテントを探している
・しっかりした作りにこだわりたい

10.【ソロ贅沢仕様】ゼインアーツ ゼクーM(ソロで広々仕様)
「秘密基地感満点。贅沢にソロ時間を楽しみたい人に。」
✅ 設営目安:約20分
✅ 重量:約7.6kg
✅ 価格帯:7万円台
ゼインアーツのゼクーMは、本来ファミリー向けの大きめシェルターですが、ソロで使うと極上の贅沢空間。
中心が高く開放感があり、ギアをきれいに並べて“自分だけの基地”を作る楽しさがあります。
サイドのパネルを跳ね上げればタープのようにも使え、季節問わず快適。
「ソロだけど快適さを妥協したくない」「映えるキャンプがしたい」人にぴったりです。
こんな人におすすめ
・ソロでも広々と過ごしたい
・ギアをレイアウトして楽しみたい
・とことん快適な空間を作りたい

比較表
目的 | おすすめテント |
---|---|
初心者で設営簡単がいい | コールマン ツーリングドーム/ST |
焚き火を楽しみたい | バンドック ソロティピー1 TC / パンダTC+ |
設営を時短したい | DOD ライダーズワンタッチテント |
軽さ重視 | NEMO ホーネット オズモ 1P |
悪天候にも強い | MSR エリクサー1 |
広々快適に過ごしたい | サバティカル ギリア / ゼクーM |
テント選び初心者のよくあるQ&A
Q. ワンポールテントって難しくない?
A. 中央に1本ポールを立てるだけなので、慣れれば設営は非常に簡単。地面が平らなら問題なし。
Q. ドーム型とワンポール型の違いは?
A. ドーム型は安定性があり、どこでも設営しやすい。ワンポール型は軽量で設営が早い反面、慣れが必要。
Q. ポリコットンって何がいいの?
A. 通気性が高く結露しづらい。火の粉にも強いので焚き火向き。ただし重めで乾きづらい。
Q. 前室って必要?
A. 雨の日や荷物が多い人には便利。テント外に靴やクッカーを置けるスペースがあると快適さが大きく変わる。
Q. 耐水圧ってどのくらいが安心?
A. 1500mm以上あれば通常の雨は問題なし。3000mm以上あると安心感が高い。
まとめ 自分のスタイルに合った1張りを選ぼう
ソロキャンプのテント選びは、居住性や軽量性、設営のしやすさなど、人によって重視するポイントが異なります。
今回紹介したテントはどれもAmazonで購入でき、実際に使っているユーザーの評価も高いモデルばかり。
「とにかく簡単に設営したい」「バックパックで持ち運びたい」「焚き火と一緒に楽しみたい」──そんなニーズに応える選択肢をそろえました。
初めての1張りだからこそ、信頼できるテントを選んで、安心してソロキャンプを始めてみてください。